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2023年1月25日水曜日

LuaLaTeX には MSYS2 MinGW 64-bit がお勧め

自分は文書作成環境として LuaLaTeX を使うことが多いです。
理由は、
  • LaTeXの様々なパッケージを使うことで効率的に文書を仕上げることが可能
  • 文書の最終フォーマットはpdfで良いことが多く、LuaLaTeXにより直接pdfを出力可能であり、また pdf の機能を直接操作可能なパッケージも存在していること
  • 日本語の入力やフォントをうまく扱うことが出来ること(utf-8入力という制約がありますが、逆に自分としては、新規に起こす文書は utf-8 なので問題ありません)
です。
ただ1つだけ難点がありました。
それは
Windows向けの texlive で普通にインストールすると、32bit実行形式の LuaLaTeX がインストールされ、デフォルト以外の日本語フォントを使用すると、メモリエラーでLuaLaTeXが落ちる
です。
「64-bit実行形式の LuaLaTeXなら、メモリエラーの問題は回避可能」というのは知っていまして、対策として「別途 64bit版のLuaLaTeXを差分インストールする」という手もあるのですが、インストールの手間は増やしたくないですし、なんか良い手はないかと思っていました。
因みに 64bit LuaLaTeX でデフォルト以外の日本語フォントを使用した場合のメモリ使用量の増減は、以下のようになっています:


縦軸の一目盛がだいたい1.5GBでして、LuaLaTeXのフォント処理時はトータルで二目盛ぐらいのメモリが必要となり、 3GB 程度、メモリを使用している模様です。64bitアプリということで、幾分かメモリ使用量が増加する所はあるかもしれませんが、32bit LuaLaTeX で扱うのは厳しいか、という印象ですね。

それとは別に、Windows上で C/C++ のコンパイル環境として
MSYS2 MinGW 64-bit」
を使っていたのですが、ふと、
MSYS2(64-bit)に texlive は入ってないのかな?
と思い、確認した所、ありました!

mingw-w64-x86_64-texlive-full
です。
MSYS2のパッケージインストーラ pacman を使い、

$ pacman -S mingw-w64-x86_64-texlive-full

とすれば普通に 64-bit版 LuaLaTeX が使えるようになりますし、メモリエラーは発生しません。

自分としては「Eclipse + texlipse」の環境で使うことが多いのですが、任意の日本語フォントを使用しても途中でメモリエラーで止まることがなくなり、大変重宝しています。






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